導入事例

2024.05.01
WingEarth Wingneo®INFINITY LasPort

土地家屋調査士法人ITrust
最新ソリューションを活用した土地家屋調査士業務の実態 越境物調査に点群データを活用!


熊本県熊本市の土地家屋調査士法人 ITrust 様は、単に登記業務を行うのではなく、
お客様の土地購入の相談及びアドバイスから、建物建築などの目的達成までをワンストップで
スピーディーに行う土地家屋調査士法人。
これまで以上に、3D データの活用も積極的に提案しながら関連士業や不動産業・建設業との連携を深め、
お客様の為のサービスの向上を目指している。

プロフィールをお教えいただけますか?

2009年に土地家屋調査士として、松村事務所を個人で開業しました。
2020 年に法人化をし、現在は「土地家屋調査士法人ITrust」として活動しております。
昨年からは、日本土地家屋調査士連合会の理事を務めさせていただいております。
連合会の理事として、そしてITrustの所長としての2 足のわらじで、日々頑張っています。

3次元点群を土地家屋調査士業務に取り入れようと思われた経緯は何ですか?

経緯は2つあります。
1つ目は「人手不足」です。人手が足りない、労働時間を短縮しなければならない、という問題には
常に直面していましたが、3次元点群を取り入れることで、1人で現場をすべて測り記録できるようになったため、
業務の効率化につながりました。人手不足や労働時間の改善も期待できると考えています。
2つ目は、「正確さ」ですね。越境問題で、例えば現場でブロック塀が傾いていたり、屋根が張り出していたり、樹木が突き出ているなどのケースも、BLK360の3D機能を使えば、瞬時に分かります。
現場でこの機械を見ながら判断して、お客様と打ち合わせが可能になりました。
この2つがBLKを導入したきっかけです。
私たちの業務は登記業務ということであれば、現在は2次元だけで事足りていますが、今や世界は3次元で
動いていて、日本自体もデジタルツインなど3次元に向かっていっています。
私たちも登記業務を中心にしつつも、3次元に目を向けていかなければならないと感じています。

ITrust 様のPRをお願いいたします

私たちの会社は総勢12 人で運営しており、熊本で一番のブランドを築くべく頑張っています。
お客様が求められることは、やはりスピードだと考えています。このスピードをいかに向上させていくか、
そしていかにお客様とコミュニケーションを取りながら信頼性を確保していくかに注力し、全力で社員一同
頑張っております。

「 Wingneo®INFINITY」アプリケーションの活用について

Wingneo®を使い始めて16 年になりますが、常に進化し続けていると実感しています。
当初は事務所のパソコンで使用していましたが、現場に持って行くことができるPocketNeoが
できてからは、作業が非常に楽になりました。
さらに今では、LasPortも使用させていただいていますので、現場でも事務所でもほとんど変わらない状況に
なったのではないかと思っています。
Wingneo®は2 次元だったものが進化して、3次元のWingEarthと連携し、スムーズに2次元で描いたものを
3次元に、そして3次元からまた2 次元にという形で、非常に業務の効率化に役立っています。
Wingneo®INFINITYやWingEarthを活用して点群データや地形情報を簡単に操作し、お客様に分かりやすく
正確な情報を提供することが重要だと考えます。

吉野 雄貴

土地家屋調査士法人ITrust

吉野 雄貴 様

「 Wingneo®INFINITY」アプリケーションの活用について

これまでの2次元データと違い、3次元になることで、より直感的で分かりやすく、
誰にでも説明できる記録を残すことができます。
実際に目で見て2次元では分からない越境物も、3次元データであればより細かく正確に
見ることができます。
実際に3次元データの画面を見せながらお客様とお話をすることで、より具体的な提案が
可能になっていると感じています。
2次元では、測り漏れすることもある越境物ですが、3次元だと測り漏れがないので、
誰でも精度が均一な図面を描くことができます。
最終成果は2次元図面になるのですが、従来から活用しているWingneo®INFINITYとの
連携が可能で、非常に使いやすいです。
Wingneo®INFINITY で2次元データ(オルソ画像)のみでは判別しにくい箇所も、
WingEarthで3次元的に確認することで、より正確に現地を再現することが可能です。
また、図化する際のコマンドが使い慣れたWingneo®INFINITY が基準となっている点も、
3次元点群データの活用ポイントの一つとなっています。

LasPort&LeicaTS16P/AP20導入後のメリットについて

女性には難しい高低差がある現場でもAP20とLasPort を活用してポールを長く伸ばすことで
測量できます。また、斜めでも測量できるので、とても便利だと感じています。
傾斜補正が付いているので、通常のプリズムではTS から見えない測点も測量できます。
そのためトラバーを出す回数が減り、測量が早くなったことを実感しています。
また、LasPor tはWingneo®INFINITYと連携できるので、現場から戻った後の測量計算などの作業効率向上に
繋がっています。

百田 笑菜

土地家屋調査士法人ITrust

百田 笑菜 様

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使用ソリューション

インタビューさせていただいた企業様

松村 充晃

土地家屋調査士法人ITrust

代表取締役 

松村 充晃 様

土地家屋調査士法人ITrust

創業:
2007年2年
本社:
熊本県熊本市東区月出4丁目4-130
従業員:
9
事業内容

●土地各種登記
●建物各種登記
●測量調査 等

導入事例 Case studies

製品別
MMSWingEarthWingneo®INFINITYLasPort

導入企業情報

松村 充晃

土地家屋調査士法人ITrust

代表取締役 

松村 充晃 様

土地家屋調査士法人ITrust

創業
2007年2年
本社
熊本県熊本市東区月出4丁目4-130
従業員
9
事業内容

●土地各種登記
●建物各種登記
●測量調査 等