公図ラスタの自動結合、座標・画地の読み取りツール
「AreaScan」
AreaScanは、用地測量における公図転写(連続)図や、地籍調査における調査図素図作成時の公図結合及び読取作業を効率化する様々な機能を搭載したシステムになります。
AreaScan-結合-では、複数枚の公図画像ファイルを、本ツール上で適切に配置し、大きな1枚の公図画像データへ統合し、画像ファイルとして出力を行います。
AreaScan-読取-では画地や地番、道路などが描かれた公図ラスタ画像ファイルを読み込み、
画地、地番(OCR地番名認識)などを抽出や折れ点・境界点の編集に優れた読取ツールとして出力を行います。
最新情報
AreaScan -結合-
複数枚の公図画像ファイルを、本ツール上で適切に配置し、大きな1枚の公図画像データへ統合し、
画像ファイルとして出力するツールです。
画像ファイルを出力するときは、画像の公共座標を表す「ワールドファイル (*.tfw)」を合わせて出力することが可能です。
生成した画像ファイルは、「AreaScan-読取-」にて、ベクター形式にトレースすることが可能です。
地図(図郭座標のある公図)を結合する際、図郭座標(左下右上XY座標)をOCR機能にて読み取り、座標値にて複数の公図を結合します。
地図に準ずる図面(図郭座標の無い公図)を結合する際、図形の一致する位置から検索し、最適な適合位置を割り出すことで複数の公図を自動結合します。
AreaScan -読取-
結合した公図から画地を読み取る際は、最短辺長、最小面積を設定することで自動抽出率(精度)を向上し、画地読取機能を強化しています。
地番を文字として読み取るOCR機能も、角度がある文字の認識率を向上し、高精度な文字認識に加え、読み取れない文字の一括変換機能と合わせて画地読み取り作業の効率化を実現しています。
画地構成点を読み取り後、画地編集機能として、構成点追加、移動、削除に加え、構成点直線化(始点、終点固定)、構成点直線化(選択点平均)、構成点平行線化が可能です。
動作推奨環境(2023年8月現在)
対象OS | Windows®10 Pro 64bit, Windows®11 Pro |
---|---|
CPU | Intel® Core™ i5 以上 |
メモリ | 8GB 以上 |
ストレージ空き領域 | 2GB 以上 |
画面解像度 | 1920×1080 以上 |
インターネット接続 | 必須 |