製品・サービス GrandBase

GrandBase

J-LandXML対応、
線形・縦断・横断計画作成
3次元ツール

「GrandBase」は、現況サーフェスや座標点などの3次元測量データを活用し、施工や維持管理へつながるJ-LandXMLの取込、作成および出力を行うアプリケーションです。
線形から縦断、横断、計画データのサーフェスの作成に対応しており、それら作成成果やJ-LandXMLから取り込んだ3次元設計データを計算書や図面による2次元表示や3次元ビュー上に表示して形状等の確認を行うことができます。属性等を付与し、最新版のJ-LandXMLで出力します。

最新情報

搭載機能と使用の流れ

01 現況地形・図面取り込み

02 2次元図面から
3次元設計データ書き起こし

図面から現況や計画を抽出

2次元図面の平面図、縦断図、横断図から現況や計画を抽出します。折れ線をまとめて認識して取り込め、図面内の端点をスナップすることで座標も指定可能です。

※縦断面

※縦断面

※横断面

※横断面

横断計画を
別の横断面に転写

横断計画が1面あれば、
その横断計画を他の横断に転写(コピー)が可能です。
現況のみ、計画のみ、といった指定も可能です。

他の横断に転写(コピー)が可能

現況に応じて
法面の擦り付けが可能

図面から抽出した横断計画と、別で計測した現況が擦り付かないことがあった場合、GrandBaseでは現況サーフェスに擦り付けることが可能です。

擦り付け前

※擦り付け前

擦り付け後

※擦り付け後

03 ICT施工用データの作成

計画サーフェスを作成・細分化・擦り付けから延長

カーブ区間では、管理断面を補間して計画サーフェスを作成することで、より道路形状に近いICT施工データを作成します。また、バックホウで掘削するときのバケットの刃先位置をガイドできるように、法面のサーフェスを指定した長さだけ延長できます。

管理断面を基にサーフェスを滑らかにします

なめらかではない
なめらか

計画サーフェスから
必要な区間のみを表示

ICT施工のために必要な箇所のみ計画サーフェスが必要な場合、区間を選択することで該当の工区のみを選んで表示できます。またサーフェスが左右別、盛土や切土は段数ごとにも分かれます。

Variation View

その他、サーフェスを左右別、盛土や切土のサーフェスを段数で指定することも可能です。

横断構成の変化面にも対応

車線数が増減するなどで、横断の構成が変化する場合に対して、調整のための横断面「ダブル断面」を挿入することで、サーフェスを連続的に作成することができるようになりました。

断面
サーフェス生成

サーフェスの
汎用的な作成・編集

サーフェスを作成編集することができます。

サーフェスを保持しながら、非表示の設定にできます。これはJ-LandXML 1.6への対応機能となります。

サーフェース表示
サーフェース非表示

04 J-LandXMLを出力

計画サーフェスから
必要な要素のみを出力

ICT施工用に、アライメント情報(中心線形情報)を除いてサーフェスのみを出力できます。このとき、区間を表示している工区に限定でき、サーフェスの左右別とその種類に応じて必要な箇所のみ選択可能です。

動作推奨環境

対象OS Windows®10 Pro (64bit) / Windows®11 Pro
CPU Intel® Core™i7以上
メモリ(RAM) 16GB以上
ディスプレイ 1920×1080
ディスク空き容量 2GB以上
インターネット接続 必須
OpenGL OpenGL 1.1以上
Direct3d Direct3d 11.1以上